転職サイトで有名なdodaの障害者枠に特化したdodaチャレンジ。
結論から言うと、現時点で求人数が障害者枠の転職エージェントの中で一番多いので、障害者枠に本気で転職したいなら絶対登録した方がいい転職エージェントの一つです。
新卒で就活をした方であれば、とりあえずリクナビ・マイナビに登録すると思いますが、dodaチャレンジはその障害者枠バージョンみたいな感じです。
本記事では、実体験を踏まえてdodaチャレンジの評判を徹底解説していきます。
うつ病もちで現在は一般企業の障害者枠てはたらいています。
転職時はatGPとdodaチャレンジをメインで使っておりまして、IT関連の企業から1社内定をもらうことが出来ました。詳しいプロフィールはこちら。
dodaチャレンジの概要
dodaチャレンジは株式会社パーソルの特例子会社であるパーソルチャレンジが運営している障害者枠専門の転職エージェントサービス。
もちろん全て無料で利用できます。
dodaチャレンジでの転職サイト・エージェントの他に、
- 就労移行支援(ミラトレ)
- IT特化型の就労移行支援(NeuroDive)
等、障害者の就職・転職に関わるサービスを数多く手がけています。
dodaチャレンジを利用しないと大量の求人を取りこぼしてしまう
障害者枠での転職成功の秘訣は、より多くの求人を知っておくこと
障害者枠の求人は一般枠と比べると、圧倒的に少ないです。
ハローワークの全求人数約108万件のうち、障害者枠での求人数は1万7千件ほど。
障害者枠の求人数の割合は約1.6%しかありません。
なので、障害者枠はまずはより多くの求人を知っておくのが転職成功の何よりの秘訣です。
障害者枠において求人数が多い転職サイトやエージェントは、それだけで十分登録する価値がありますね。
dodaチャレンジは他の転職エージェントと比べて紹介できる求人数が断トツ多い
現在、dodaチャレンジにて掲載されている求人は約1250件。(2021年2月時点)
《他の転職サイト・エージェントの求人数一覧/2021年2月時点》
転職サイト・エージェント名 | 求人数 |
---|---|
atGP | 約900件 |
ランスタッド | 約300件 |
WEBサーナ | 約150件 |
ラルゴ高田の馬場 | 約600件 |
ソーシャルパートナーズ | 約100件 |
※上記は各サイトの求人検索やHPの記載にて確認した数です。(一部非公開求人を含んでいる可能性もあります。)
他の転職サイトと比べて、断トツで求人数が多いですね。
またdodaチャレンジ内の下記掲載画像を見る限りでは、非公開求人もかなり保有してそうです。
引用元:dodaチャレンジ
非公開求人も含めると、dodaチャレンジの保有する求人数は相当な数になりますよね。
非公開求人は登録しないと紹介してもらえない
非公開求人はdodaチャレンジに登録しないと、紹介してもらうことができません。
9割が非公開求人ということなので、これを紹介してもらえなくなるだけでかなりの痛手ですね。
逆に言えば、登録して面談を済ませるだけで自分に合った求人を非公開求人含めてエージェントが勝手に紹介してくれます。
dodaチャレンジを利用しないのは、新卒で言うリクナビ・マイナビを利用しないのと同じ
新卒で就活した方ならわかると思いますが、とりあえずリクナビ・マイナビのどちらかには登録したはずです。
就活をする人がリクナビ・マイナビに登録する主な理由は
- 掲載している求人が多い
- 皆使っている
の2つです。
dodaチャレンジに登録しておいた方がいいのも、この2つが主な理由です。
私があるサイトで口コミ募集をした際は、3人に1人がdodaチャレンジを利用していました。
求人を取りこぼして他の転職希望者に遅れをとらないためにも、とりあえず登録がおすすめです。
dodaチャレンジの他のメリットは?
dodaチャレンジの最大のメリットは求人数が多いことですが、他にもメリットがいくつかあります。
- 地方でも利用可能
- キャリアコンサルタントの質が高い
- 新卒の方やハイクラス求人を狙う方も利用可能
地方でも利用可能
障害者枠の求人は一般枠と同様に、都市部が一番多く、地方は少ないです。
障害者枠全体の求人がそもそも少ないので、地方求人はかなり少ないのが現実。
そんな中、dodaチャレンジは地方の求人も扱っている数少ない転職エージェントです。
2月時点のdodaチャレンジが持つ地方別求人数は下記の通り。
地方 | 公開求人数 |
---|---|
北海道・東北 | 72件 |
北関東 | 28件 |
首都圏 | 561件 |
北信越 | 33件 |
東海 | 275件 |
関西 | 161件 |
中国・四国 | 42件 |
九州・沖縄 | 45件 |
複数拠点がある求人 | 35件 |
合計 | 1252件 |
都市部に求人が集まっていますが、地方求人もいくつか持っています。
(転職エージェント利用時は非公開求人がプラスされるので、数はもっと増えます)
求人の少ない地域で転職する場合はより一つでも多くの求人を知っておいた方が有利なので、地方で利用する方こそdodaチャレンジはおすすめですね。
また対面で面談したい場合は東京・大阪・名古屋のみですが、Web面談も受け付けているので地方からの利用も可能です。
※現在(2021/02/18時点)は、コロナの影響で原則WEB面談です。
キャリアコンサルタントの質が高い
キャリアコンサルタントの中には、一時的な自身の報酬だけを目当てにガンガンに求人を紹介してくる担当者や、利用者のことを考えずに適当にアドバイスするとんでもない担当者に出くわすことがあります。
私も希望年収や職種とは全然違う求人をやたらと紹介してくれる担当に出会ったことがあります。
ただdodaチャレンジの場合は、HP内にてキャリアコンサルタントが何人か紹介されています。
いくつか転職エージェントを利用していましたが、キャリアコンサルタントがこれほど多くHP上で公開されているところは珍しいですね。
HP内で実名公開するほど、キャリアコンサルタントに力を入れているので、質の低い担当者に出くわしてしまう可能性は低いはずです。
またキャリアコンサルタントの数が多く、身体・精神・知的障害それぞれに特化した専門のキャリアコンサルタントがついてくれるのも魅力の一つですね。
新卒の方やハイクラス求人を探している方も利用可能
障害者枠の転職エージェントサービスは、中途採用が一番需要が高いため、中途のみを対象にしている所も多いです。
なので、障害者枠でエージェントを利用して新卒就活したい場合は、中途用に登録して探すしかありませんでした。
ただ最近は、新卒用の転職エージェントも増えてきています。
dodaチャレンジもその一つ。
dodaチャレンジの登録フォームにて、「新卒かどうか」を確認する欄があるので、そこに入力するだけで専門のサービスを受けることができます。
その他には、年収500万以上を狙う方向けのハイクラス求人の専門サービスもあります。
【dodaチャレンジの登録フォームの一部】
別で登録する必要がないのは簡単ですね。
新卒・第二新卒やハイクラス向けのエージェントサービスは障害者枠ではまだまだ少ないので、該当する方にはおすすめです。
dodaチャレンジのデメリットは?
私が実際に利用した中で、人によってはデメリットに感じる点は、
- ガンガン求人を紹介してくる傾向あり
- 全業種の求人を扱う総合型なので、専門分野に弱い
ところです。
ガンガン求人を紹介してくる傾向あり
私の場合は、担当して下さった方から以下のような内容のメールを頂きました。
メールは実際には定型文っぽい感じ(全員に毎回送っている感じ)だったので、dodaチャレンジ全体がこうした考え方に基づいている気がします。
つまり、
というスタンスですね。
私は確か初回面談辞の後に20~30程度の求人を紹介してもらい、その中から5~10社ほど応募してみましょうという感じでアドバイスを受けました。
転職意欲が高かったので、多く紹介してもらえることはありがたかったですが、人によっては
と感じるかもしれません。
求人数を確保してもらうためにぜひとも利用してほしいですが、転職意欲がそこまで高くない場合は、キャリアコンサルタントにその旨を伝えておけば、ガンガンくることはないはずです。
総合型なので、専門分野に弱い
dodaチャレンジは全業種の求人を扱っているいわゆる総合型の転職エージェントです。
総合型のメリットとしては、
- 業種・職種問わず、幅広い求人を持っている
- 自分がいる業界外への転職の可能性も提案してくれる
ですが、デメリットとしては、
- 特定業界への知識が弱い
ことが挙げられます。
IT分野など、特定の業界のみへの転職を考えている方はdodaチャレンジのような総合型の転職エージェントである程度の求人数を確保しつつ、業界特化型の転職エージェントに登録するのが良いですね。
転職エージェントはそもそも複数登録しておいた方が転職成功率が上がる
転職情報サイトアンドキャリアの調査では、転職エージェントを利用して転職活動を行った100人に何社を利用したかアンケートをとったところ、約8割以上が複数登録をしていることが分かりました。
《何社の転職エージェントに登録したか》
引用元:https://andcareer.co.jp
また、そのサイトでは、転職成功者の何割が複数登録だったかも調査しています。
アンケートを行った100人のうち、転職に成功した人は全体の60%でした。
そのうち、転職エージェントを1社利用した人の成功率は50%、複数利用した人の成功率は62%でした。
複数登録した方が成功率は上がっていますね。
私自身も求人数を少しでも多く確保するために、転職エージェントは複数登録していました。
ただ、全てを利用するのは無理ですし効率が悪いので、初回面談やその後のやり取りで自分に合ったエージェントに絞って利用していました。
利用頻度の低い求人からもメールなどで求人紹介してもらえましたし、比較検討して自分に合うエージェントを見つけることができたので、転職成功率を少しでも上げたい場合は、複数登録はおすすめですね。
ちなみにその時メインで使っていたのが、本記事で紹介しているdodaチャレンジと障害者枠の求人が2番目に多いatGP(アットジーピー)というところでした。
dodaチャレンジの口コミ
dodaチャレンジの転職エージェントを実際に利用した方の口コミを集めてみました。
26歳 福岡県の男性
転職前の年収 | 200万円 |
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転職後の年収 | 250万円 |
dodaチャレンジを利用した理由 | 前職でひどいいじめにあった。 |
他の身体障害者の方と比較して、私の場合は身体的な障害がないため、一般の健常者の方と交じってお仕事をしていました。
しかし前職場では健常者の方から、陰湿ないじめにあっていました。
みんなの前で身体的に元気なのに全くダメだとか言われました。
そんな出来事も転職エージェントの方は全て丁寧に受け止めて下さいました。
押しつけのように求人を紹介してくる方とは全く違う感じで、現状を丁寧に分析したうえで、本当に自分がやりたいことは何か、働くことをどれくらいのレベルで行うのか、など私に合った職を見つけるために懸命に対応してくださいました。
現職で元気に仕事出来ているのも、転職エージェントの方の協力があったからだと思い、深く感謝しています。
26歳 愛知県の男性
転職前の年収 | 320万円 |
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転職後の年収 | 410万円 |
dodaチャレンジを利用した理由 | 知人が転職をした時にエージェントを使っており、その紹介を受けたからです。 |
自分1人で就職活動をしているだけでは、集められる情報や、募集できる企業の数は限られてしまいます。
しかしエージェントを利用する事によって、膨大な企業の数を知ることができ、誰もが知るような超大手の会社に入社することも夢ではありません。
実際に私も、前職からでは考えられないような大きな規模の会社に入る事ができました。
また給料などの条件面の交渉も、エージェントの方がやってくれます。どうしても面接時では金銭の話は遠慮がちになってしまいますが、事前に話が進んでいるので、スムーズに話ができます。
27歳 東京都の男性
転職前の年収 | 210万円 |
---|---|
転職後の年収 | 250万円 |
dodaチャレンジを利用した理由 | 自力での転職が難しかったから。 |
私の希望や経験を踏まえた上で、障害としっかり向きあい、現実的にどんな仕事が可能なのかを真剣相談に乗ってくれました。
私を「顧客の1人」ではなく、「1人の人間の人生」としてしっかり向きあってくれました。
企業を紹介するときも私の希望に対し「やめておいた方が良い」という時も常に「なぜなら」という具体的な理由を伴って説明してくれた事から常に納得することができました。
相談や不安を打ち明けたときも柔軟な考えで前向きな気持ちを保つことが出来たし、何より「障害と向きあった上で、それが懸念にならないようなテクニカルな自己アピールととらえ方」を身につけさせてくれたので、非常にスムーズに転職活動ができました。
23歳 北海道の女性
転職前の年収 | 330万円 |
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転職後の年収 | 330万円 |
dodaチャレンジを利用した理由 | 上司の方と喧嘩をした事で転職したいと思ったからです。 |
電話でのお問い合わせをしたかったけど出来ないので、メールでお問い合わせをしました。
直ぐに返信して頂いたので好印象だったし、私の気になってる求人以外の求人もメールで教えて頂いたので嬉しかったです。
年収が下がっても上司と喧嘩した職場は嫌だったので、転職しようと思っていました。
直ぐに面接日を決めて頂いたので嬉しかったし、なるべく福利厚生が充実している企業を教えて頂いたので嬉しかったです。
私は耳が聞こえない事で就職する事を断念していたけど、就職を行えたしサポート体制が充実している事で使用して良かったです。
障害を持っている方にお勧めの転職サイトだと思いました。
27歳 兵庫県の女性
転職前の年収 | 150万円 |
---|---|
転職後の年収 | 転職せず |
dodaチャレンジを利用した理由 | 障害者枠での仕事探しは初めてだったことと、公開された情報、求人が少ないのできちんとした情報を持っているところで把握するべきだと感じたためです。 |
ハローワークなどではあまり質のいい求人は見つけにくいです。
一般枠と異なると感じるのは、障害に関しての情報の提示が必須なことです。
もちろん、企業は障害者枠で雇うので当たり前なことですが、企業にとって特に知りたい障害の部分が、時間が限られる面接などで上手く伝わらなかったり、簡単に理解が出来なかったりすることがある思います。
その部分をエージェントが、求職者と企業の仲介役として企業に説明したりしてくれる部分は大きいと思いました。
後、障害を持った状態での働き方や応募する会社の障害者の雇用実績などの情報を知ることが出来ることも大きいです。
障害者枠に関しての情報は直に話を聞くことが出来る転職エージェントを利用するのが一番有効だと思いました。
25歳 北海道の女性
転職前の年収 | 250万円 |
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転職後の年収 | 270万円 |
dodaチャレンジを利用した理由 | 就業時間が短くてお給料の良い求人が掲載していたからです。 |
お問い合わせをした時に障害者の方でも従業員の方は分かりやすいように説明して頂いたので嬉しかったし障害者の私でも福利厚生が充実していて残業代の発生する求人を教えて頂いたので好印象でした。
就業時間が短くて身体をなるべく使用しないお皿の洗浄のお仕事に応募しようと思っていたけどお給料の良いコールセンターのお仕事を教えて頂いたので嬉しかったです。
障害者の私でも健常者の方と同じように接して頂いたので良かったしお仕事を行いたい方にお勧めの転職エージェントだと思ったし身体をなるべく使用しないお仕事を教えて頂いたので良かったです。
dodaチャレンジのよくある質問
なんで無料で利用できるの?
dodaチャレンジが無料で利用できる理由は、
エージェント経由で紹介した人材が企業に入社した際に、その企業から紹介料をもらっているから
です。
dodaチャレンジ以外の転職エージェントの仕組みも一緒です。
掲載している企業からお金を貰っているので、私たちは無料で利用できるわけですね。
ちなみに、企業から頂く紹介手数料はだいたい年収の30%前後と言われています。
ただし、転職した人がすぐに退職した場合だと転職エージェントは紹介手数料の一部を返金する必要があります。
下記は転職エージェントが返金しなければいけないおおよその金額です。
入社数日で退職 | 全額返金 |
---|---|
1か月以内の退職 | 報酬の80%の返金 |
2か月以内の退職 | 報酬の40%の返金 |
3か月以内の退職 | 報酬の20%の返金 |
6か月以内の退職 | 報酬の20%の返金 |
早期で退職されてしまうと、
- 紹介手数料の一部を返金しなければいけない
- エージェントの信用が下がる
- 企業は再度求人募集をしなければならない
とエージェント・企業双方にとってマイナスしかありません。
紹介した人の早期退職を避けるために、エージェントは応募者の希望にできる限りマッチした求人を探してきてくれるわけですね。
利用条件はある?
障害者手帳を既に持っている方、もしくは申請中の方しか利用できません。
サイトで公開されている求人は登録しなくても応募できる?
求人検索自体は、登録しなくてもできますが、応募は会員登録&初回の面談をやった後でないとできません。
エージェントサービスに登録しても連絡がこないって本当?
「dodaチャレンジ 連絡なし」というキーワードで多く検索されているので、気になっている方が多い内容ですね。
基本的には紹介できる求人の有無にかかわらず、メールにて担当者から連絡が来ます。
数日経っても担当者から連絡がない場合は、登録後に自動で来る登録完了メール下部の問合せ先メールアドレスに問い合わせてみましょう。
問合せ先メールアドレス: dodaChallengeCstmSrv@persol.co.jp
私の場合は求人紹介までは、下記のような流れでした。
- フォーム上から必要事項を入力して会員登録
- 入力したメールアドレス宛に登録完了の自動メールが届く
- 1日後に簡単な事前アンケート依頼の自動メールが届く
- その1日後に担当者より、電話による30分程度のヒアリング日程調整のメールが届く
・電話ヒアリングの日程は、予約が混んでいる関係で2週間先以降を指定された
・電話ヒアリング前に、事前アンケートと職務経歴書の提出を求められた - 電話ヒアリングから4日後に、対面で90分程度の初回面談を行った(現在はコロナの影響もあり、一律WEB面談)
- 初回面談にて求人紹介を頂く
利用する方全員が同じかどうかはわかりませんが、電話での簡単なヒアリングや初回面談後に求人を紹介する流れだろうと想定しています。
精神障害の方への求人紹介はないって本当?
他の記事で「精神障害への求人はない」みたいな記載がありますが、全くそんなことはありません。
私の場合ですと、初回面談後に20~30程度の求人を紹介をしてもらいました。
dodaチャレンジと同規模の障害者専門の転職エージェントatGPが公表している精神障害の方の登録割合は、
50%です。
dodaチャレンジも概ね同じくらいの割合のはずなので、半分も占める利用者に求人紹介していなければサービスとして破綻してますよね笑
dodaチャレンジに限らず体調が安定していない場合には、紹介される求人が少ない、あるいは無いケースが多いです。
エージェント・企業双方が一番恐れているのは、入社後すぐに辞められてしまうケース。
エージェント側はせっかく企業から頂いた紹介料を返金しないといけませんし、企業側はまた一から採用活動をする必要があります。
そうしたリスクをさけるためにも、早期退職の可能性がある体調の安定していない候補者には求人が紹介しづらいんですね。
一度登録してみて、求人紹介が無い場合で「体調面が原因かも?」と思われる方は、まずは病院や就労移行支援で体調を安定させることが先決ですね。
就労移行支援について、もっと知りたい方はこちら。
⇒就労移行支援事業所について徹底解説!おすすめの探し方は?
dodaチャレンジから求人紹介がされないケースについてもっと知りたい方はこちら。
⇒【利用者が語る】dodaチャレンジに断られた?精神障害・発達障害の方はお断りされやすいの?
入社後のフォローはある?
個人的に障害者枠の転職成功の定義は、
内定+安定して働けること(少なくとも3年)
だと思っています。
dodaチャレンジは入社後一定期間の間は定期的に状況を確認してくれます。
直属の上司に言いずらいことも結構出てくるので、入社後もキャリアコンサルタントに相談できる体制があるのは安心ですね。
障害者枠での転職成功の定義は、
内定+安定して働けること(少なくとも3年)
だと思います。
自分を大きく見せて入社しても、待っているのは体調崩して即退社コースです(体験済)
— Tsuyopon@障害者のキャリアアドバイザー (@Tsu_utsubloger) September 1, 2020
面談会場はどこ?
東京・大阪・名古屋に拠点があります。
地方の方はWEBでも面談可能です。
(現在はコロナの影響もあり、都市部の方もWEB面談可能です)
東京
大阪
名古屋
dodaチャレンジの利用手順
dodaチャレンジは、求人検索自体は会員登録しなくても利用できますが、求人への応募やエージェントからの転職支援サービスは会員登録&初回の面談を終わらせてからでないと利用できません。
初回面談さえ終わらせれば、専任のキャリアコンサルタントによる転職フルサポートが待ってるので、そこまでは気合をいれてガッーとやっちゃいましょう。
全部オンラインで完結できるのは楽ですね!
PCの画面にて説明してますが、スマホでも流れは全く一緒です。
会員登録までの手順
①トップページより「転職支援サービスに今すぐ登録(無料)」をクリック
②個人プロフィールを入力
※右下青枠部分に、後どれだけ入力が必要か分かる表示があるので、便利ですね。
③必要な情報を入力し終えたら、個人プロフィール入力画面下部の「同意して確認画面にすすむ」をクリック
④内容に問題なければ、確認画面下部の「送信」をクリック
※内容を修正したい場合は、普通「戻る」ボタンが用意されているんですが、ないのでブラウザの「戻る」で戻って修正して下さい。
⑤登録したメールアドレス宛に登録完了の自動メールが届く
ここまでが会員登録の手順です。
エージェントサービスの利用手順
会員登録の後は、担当者からメールが来ます。
そのメールに沿って、職務経歴書の提出や初回面談の日程調整を行い、初回面談が終わったら、公開求人への応募やエージェントの転職支援サービスを受けることが出来るようになります。
①電話による30分程度の簡単なヒアリング(ショートインタビュー)の日程調整
私の場合は会員登録を行った後に、「お電話によるショートインタビューのご案内」というメールタイトルにて電話による簡単なヒアリングの日程調整メールが担当者から最初に来ました。
※人によっては、初回面談前の電話による簡単なヒアリング(ショートインタビュー)はないかもしれません。
②電話ヒアリングの前に職務経歴書と事前アンケートを提出
メールにて電話ヒアリングの前に職務経歴書の提出とWEB上で行うアンケートの回答を求められるので、提出・回答を行って下さい。
③担当エージェントと30分程度の簡単な電話ヒアリング
私の場合は、電話でのヒアリングは簡単に現状を確認されたのと初回面談(90分程度)への日程調整を行いました。
30分もかからなかったような気がします。
そこまで身構える必要性はありませんが、担当者もこの時点からある程度きちんと企業に紹介できる方か査定をしているので、簡単に話す内容をまとめておくと良いでしょう。
簡単な電話ヒアリングやこの後行われる初回面談で聞かれる内容はおおむね決まっています。
- 自身の今までの職務経歴
- 障害の程度/経緯
- 障害の配慮事項
- 希望年収/希望職種・業種
- 転職希望時期
このあたりはある程度まとめておくようにしましょう。
④90分程度の初回面談(キャリアカウンセリング)を行う
オンライン・電話・対面での面談のどれかを選択できます。
初回面談時の服装はスーツでなくても構いませんが、服装である程度、求人紹介可能か判断されるのも事実なので、キレイ目な恰好がいいですね。
⑤必要あれば履歴書・職務経歴書の添削を受ける
自身が作成した履歴書・職務経歴書に不安であれば、添削サービスを受けることができます。
また、初回面談の時にこのように直した方がいいと指摘を受ける場合もあります。
⑥求人提案を受ける
面談が終われば、まずはその場でマッチングする求人を紹介してもらえます。
その場で決めるのってなかなか難しいので、もちろん持ち帰って判断してOK。
特にdodaチャレンジの場合は比較的多くの求人を紹介してくれるので、その場で判断するのはおそらく無理ですね…。
その後もメールや電話で求人紹介が継続的に行われるので、気になる求人があったら気軽に転職エージェントに相談してみましょう。
⑦応募したい企業に書類選考
応募したい企業があったら、担当者に応募したいとメールや電話で伝えるだけ。
自分の希望に比較的マッチしている企業のみを紹介してくれるので、ハローワークや自分で応募する場合の転職サイトよりも書類選考率は高く、約3割と言われています。
逆に言えば約7割は落ちることになりますが、落ちた理由も毎回教えてくれるので、担当者と相談しながら一緒に改善できるところがあれば改善していきましょう。
こうやって具体的な改善をしていけるのも転職エージェントを利用する強みですね。
⑧企業との面接
書類選考が通れば、次はいよいよ企業面接。
大抵内定をもらうまでに2~3回ほど面接があります。
面接の日程等は全て担当が代行してくれるので楽ですね。
また、面接で聞かれる質問もdodaチャレンジ利用者の過去のデータから事前に知ることができる場合が多いです。
必要あれば、担当者に面接対策もしてもらいましょう。
※1人で面接をするのが不安な場合は、面接に同行してもらえることもできます。
⑨オファー面談・内定・入社
面接を無事突破すると、内定です。
内定をいただく前にオファー面談(条件交渉)があるケースが多いです。
オファー面談では、就労条件や就労環境・入社までのスケジュールの説明が企業からあります。
オファー面談は面接ではないので、正直に自分の希望を述べてOK。
言いづらい質問は、後でキャリアコンサルタント経由で聞くのも全然OKです。
私も、年収アップが可能かどうかや正社員になれる可能性があるか等は、キャリアコンサルタント経由で確認していました。
担当者や周囲の人とよく相談しながら、入社するかどうか慎重に決めましょう。
良い担当者であれば、本当にその会社に入社すべきかどうかを一緒に考えてくれるはずです。
まとめ:障害者枠の求人数が一番多いので、登録しておかないと損
障害者枠は、一般枠と比べて求人数が2%程度しかないので、求人数をより多く知っておくことが転職成功の何よりの秘訣。
dodaチャレンジは、現時点では障害者枠の転職エージェントの中で一番求人数が多いので、利用しないとその分だけ紹介してもらえる求人数が少なくなってしまいます。
利用は完全に無料なので、とりあえず無料登録&初回面談を済ませておくのがおすすめです。
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました!
つまり、10社応募
また、転職活動者の実に70%が実際に面接を受けて企業の印象が良くも悪くも変わっています。自分に合う転職先を見つけるためにも、まずは色々な企業の面接を受けてみることが大事です。