障害者の転職は地方だと難しい?地方で就職・転職を成功させる方法を解説

「障害者手帳を取得したはいいけど、地方での障害者枠での求人が少なすぎる…」

これは都市部ではない地方の障害者枠で転職活動をする人が全員ぶつかる悩みです。

本記事では、都市部を除いた地域で障害者枠で転職活動を方向けに

・就職、転職に成功する方法

をまとめました。

本記事では、求人数が比較的多い地域を都市部、求人数が比較的少ない地域を地方と呼んでいます。具体的な都道府県は下記の通り。

都市部:東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知(名古屋中心)、大阪、兵庫(神戸中心)、福岡
地方:上記以外の地域

都市部で転職する方は下記記事を参考にしてください。
【全て利用経験済】障害者の転職エージェントのおすすめ・評判を徹底解説

地方での障害者枠の求人は都市部に比べて圧倒的に少ない

地方の障害者枠で転職活動をするのは、正直ハードです。

地方での障害者枠での求人数が都市部に比べて圧倒的に少ないからです。

下記リンクでは、障害者枠でのハローワークの求人数とその割合を都道府県ごとに解説しています。

都道府県ごとの求人数(2020/1/26地点)

都市部と比べると、地方の求人が少ないのが分かりますね。

障害者枠の求人が都市部に集中している理由は?

障害者枠ではない通常の求人でも都市部に求人が集中していますが、障害者枠ではその傾向が顕著です。

様々原因はありますが、一番大きな理由は法定雇用率の罰則規定が100人以上従業員がいる企業にしか適用されないから。

障害者雇用促進法では、従業員が45.5人以上を超える民間企業は、2.2%の障害者を雇用する義務が明記されています。

未達成の場合は、障害者雇用納付金というお金を払う必要があったり、未達成企業として世間に公表されてしまいます。

ただ、この未達成の場合の罰則規定は従業員100人以上の企業にのみ課せられるんですね。

なので障害者雇用に積極的なのは実名で公表されるとCSR(企業が果たすべき社会的責任)の観点から困る大企業がほとんどです。

障害者雇用は、支店でバラバラで行うよりも設備投資やサポート体制を作る意味でも都市部にある大企業の本店で雇った方が効率がいいので、都市部に求人が多くなってしまうわけですね。

逆に地方の中小企業は障害者雇用を行わないので、自然と障害者求人が減るわけです。

地方で就職・転職を行う4つの選択肢

障害者が地方で転職する場合は、下記4つの選択肢があります。

  1. クローズで求人を探す
  2. 都市部に引っ越す
  3. 障害者枠で求人を探す
  4. サテライトオフィスや在宅勤務の求人を探す

一つ一つ見ていきましょう。

クローズで一般枠の求人を探す

障害を隠してクローズで求人を探す場合は、地方でも障害者枠と比べると圧倒的に多いです。

ただ障害を隠しながら働くのはかなりのストレスです。

下記は入社後、3か月~1年の会社への定着率を示すデータです。

【身体障害】

求人種別 3か月 1年
障害者枠 86.8% 70.4%
一般枠 障害オープン 71.1% 52.8%
一般枠 障害クローズ 57.1% 41.5%

【知的障害】

求人種別 3か月 1年
障害者枠 86.8% 70.4%
一般枠 障害オープン 71.1% 52.8%
一般枠 障害クローズ 57.1% 41.5%

【知的障害】

求人種別 3か月 1年
障害者枠 91.2% 75.1%
一般枠 障害オープン 69.2% 46.2%
一般枠 障害クローズ 41.7% 19.4%

【精神障害】

求人種別 3か月 1年
障害者枠 82.7% 64.2%
一般枠 障害オープン 65.6% 45.1%
一般枠 障害クローズ 51.9% 27.7%

【発達障害】

求人種別 3か月 1年
障害者枠 92.0% 79.5%
一般枠 障害オープン 60.0% 33.3%
一般枠 障害クローズ 44.4% 33.3%

出典:「障害者の就業状況等に関する調査研究」(2017年4月 独法 高齢・障害・求職者雇用支援機構 障害者職業総合センター)

どの障害を見ても、クローズだと定着率がグーンと下がっているのがわかります。

普通に働くだけでも大変なのに、さらにクローズの場合は障害を隠しながら働くという二重のストレスがかかってしまうので、定着率が低くなるのもうなずけます。

私も現在の会社に入る前は、クローズで2社ほど経験していますが、自身の障害をだれにも相談できないというのはかなりきつかったですね ^^;

クローズかオープンかについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

【実体験】精神障害・発達障害はクローズとオープンどっちがいい?両方経験した私が徹底解説

オープンにして一般枠の求人を探す

一般枠で障害を開示して求人を探すのも一つの選択肢です。

ただ、悲しいことに障害をオープンにして雇ってくれるところはなかなか少ないのが現状です。

例えば

「実はうつ病を持っているんです」

と面接で打ち明けられたら、企業側は離職するのではないかと考えてしまいます。

他の応募者を上回る特別な技能を持っていない限りは、障害を持っていない健常者を優先するのは企業として自然な流れですよね。

仮に入れたとしても、あくまでも一般枠なので、障害配慮を受けれるかどうかは自分の交渉次第になります。

障害をオープンにしているので、クローズ入社よりもストレスはたまらないですが、それでも障害配慮を受けられない場合はストレス度は高くなるでしょう。

うつ病をオープンにして入社した友人がいますが、その友人はむしろオープンにしてしまったことで回りから陰口をたたかれ、その会社を辞めてしまいました。

障害者を雇うことを前提としていないところでところで開示して働くのは、上記のようなケースが発生する可能性もあります。

都市部の障害者枠で求人を探す

思い切って都市部に引っ越して選択肢の一つです。

都市部に行くと、障害者枠の求人数はグーンと増えますし、都市部の方が大企業の求人が多くなるので、福利厚生や給料が比較的高いです。

ただし、環境が大きく変わると障害を悪化させてしまう可能性もありますし、引っ越し費用や結婚しているなど諸事情で引っ越せない方が多いと思うので一部の人しか実行できないやり方ですね。

都市部に引っ越して転職活動を検討している方はこちらの記事をご参照ください。

【全て利用経験済】障害者の転職エージェントのおすすめ・評判を徹底解説

地方の障害者枠で求人を探す

私が一番おすすめしたいのは、障害者枠で求人を探すやり方です。

安定して働くことを考えた場合、やっぱり始めから障害者を雇うことを前提とした求人の方が適切な配慮も受けられるので定着率はグーンとあがります。

私が思う転職の成功とは、内定をもらうことだけではなく、障害配慮を受けながら安定して働き続けることだと思っています。

そう考えると、障害者枠で働くのが一番ベストだと思います。

ただし、求人数が少ないのが一番のネックですよね。

地方の障害者枠での戦い方はこの記事の下部で解説しています。

障害者枠のサテライトオフィスや在宅勤務案件の求人を探す

最近増えているものとして、サテライトオフィスや在宅勤務というスタイルがあります。

サテライトオフィスとは、勤務地とは別のワーキングスペースで遠隔操作しながら働くスタイルです。

在宅勤務にきちんとしたワーキングスペースができたようなイメージですね。

ただ、サテライトオフィスや在宅勤務の案件はまだまだ増えておらず、こちらをメインで探すのはちょっとこころもとないですよね。

障害者が地方で転職活動を進める手順

障害者が地方で転職活動をする上で、下記の手順で進めるのがおすすめです。

  1. 都市部の障害者枠で就職・転職活動ができないか検討する。
  2. 都市部で働くことが厳しい場合は、地方の障害者枠の求人を探す
  3. 障害者枠での就職・転職が厳しい場合は一般枠の求人を探す。オープンにするかクローズにするかはその人の障害の程度次第。

一つ一つ見ていきましょう。

1.都市部の障害者枠で転職活動ができないか検討する

一番転職が成功しやすいのは、障害者枠の求人の多い都市部で転職活動を行うことです。

都市部は地方に比べて、大企業の求人が多くなる傾向があります。

中小企業よりも大企業の障害者枠の方が、障害者の雇用実績が高く、障害配慮できる設備や人が整っていたり、福利厚生が充実しているケースが多いです。

都市部に引っ越すことが可能だったり、通勤距離の面で都市部で働くことが可能な場合は、検討してみることをおすすめします。

都市部に引っ越して転職活動を検討している方はこちらの記活事をご参照ください。

【全て利用経験済】障害者の転職エージェントのおすすめ・評判を徹底解説

2.都市部で働くことが厳しい場合は、地方の障害者枠の求人を探す

都市部で働くことが厳しい場合は、地方の障害者枠の求人を探してみましょう。

住んでいる地域によっては、求人数が多い可能性があります。

地方の障害者枠の求人の探し方については本記事で後述しています。

障害者枠での転職が厳しい場合は一般枠の求人を探す

障害者枠での転職が厳しい場合は、一般枠での求人で探すことになります。

オープンかクローズかはその人の障害の程度によりけりですが、いずれの場合でもハローワーク・就労移行支援・一般枠での転職エージェントなど利用する担当者には正直に自身の経歴を話した上で求人検索をすることをおすすめします。

きちんと伝えておけば、一般枠でも障害配慮をしてくれる企業を紹介してくれる可能性もありますし、何より就職・転職活動を一緒にしてくれる担当者だけでも自身の障害を伝えておける安心感はかなり大きいはずです。

クローズで戦う場合のやり方についてはこちらで詳しく解説しています。
⇒障害者がクローズで戦う場合の注意点を徹底解説

地方の障害者枠の求人の探し方

とにかくたくさんの求人を知っておくことが一番大事!

地方で障害者枠の求人を探す場合に、一番大事なのはとにかく多くの求人をかき集めることです。

ハロワークはもちろんのこと、その他にも使えるものはとことん使って求人数を集めていきましょう。

具体的には下記の機関を使って、求人数をかき集めていきます。

  • ハローワーク
  • 就労移行支援
  • 障害枠専門の転職エージェント

一つ一つ見ていきましょう。

ハローワーク

地方の場合だとハローワークが一番多くの求人を保有している可能性が高いです。

  • 一般の方向けの就労窓口
  • 障害を持っている方向けの就労窓口

と2つの窓口があります。

障害者求人を探す場合は、手話や筆談ができる担当者がいたり、精神障害に詳しい担当者がいるので必ずこちらで探すようにしましょう。

私も障害者枠としての就職活動が全く分からなかった時にハローワークに行きましたが、担当者に親身になって色々教えて頂きました。

障害者枠での転職活動が初めての方は、情報を集める意味でもまずはハローワークに行ってみることをお勧めします。

就労移行支援

就労移行支援とは、障害を持っている方の一般企業への就職をサポートする通所型のサービスです。

障害者総合支援法に基づいて、地方自治体から認可を受けた就労移行支援の数は約3300か所以上。

月額料金は法律に基づいて下記のように設定されています。
世帯の範囲は、18歳以上の場合は障害者本人と配偶者で、親は含まれません。

世帯の収入状況 負担上限月額
生活保護 生活保護受給世帯 0円
低所得 市町村民税非課税世帯(※1) 0円
一般1 市町村民税課税世帯(所得割16万円(※2)未満)
※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム、ケアホーム利用者を除きます(※3)。
9,300円
一般2 上記以外 37,200円

(注1)3人世帯で障害者基礎年金1級受給の場合、収入が概ね300万円以下の世帯が対象となります。
(注2)収入が概ね600万円以下の世帯が対象になります。
(注3)入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者は、市町村民税課税世帯の場合、「一般2」となります。

出典:障害者の利用負担(構成労働省)

上記のように料金がかかる場合もありますが、私含めて、利用者のほとんどは無料だと思います。

ハローワークは求人検索のみが主なサービスですが、就労移行支援では、

  • 職業訓練
  • 就職活動のサポート(就職相談・求人検索・面接同行・履歴書サポート等)
  • 就職後のサポート(就職後の相談・就職先への定期訪問等)

と障害者の就職に関わるサポートを全般的に受けることができます。

私もハローワーク経由で就労移行支援サービスを知り、近所の就労移行支援を利用していました。

紹介してもらう求人自体はハローワークの求人なので、就労移行支援自体が独自の求人を持っているわけではないですが、自分にあった求人を親身になって探してくれました。

求人紹介以外にも就職までに月に2回くらいは定期的に面談し、就職や生活の悩みを相談させて頂いていました。

ハローワークの中から自分にあった求人を紹介してくれるので、効率のよい転職活動ができますし、なにより転職活動のペースメーカーになるので、お近くの就労移行支援を利用することをお勧めします。

就労移行支援を探したい方は、リタリコ仕事ナビから全国の事業所をサクッと検索するのがおすすめ。

就労移行支援について、もっと知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
就労移行支援事業所について徹底解説!おすすめの探し方は?

就労継続支援とは違うの?

就労継続支援はいわゆるA型、B型と呼ばれるところで就職サポートではなく、現時点で就職が困難な方に働く場を提供する機関です。労働に対しては工賃という形でお金が支払われます。

障害者枠専門の転職エージェント

転職エージェントとは、民間企業で無料で転職サポートをしてくれるところです。

国が管理しているハローワークとは違い、転職エージェントは一民間企業がそれぞれ運営しているので、持っている求人が違います。

障害者枠専門の転職エージェントがあるので、求人数を増やすために利用できる転職エージェントがある場合はガンガン利用していきましょう。

地方での転職で転職エージェントを利用するのがおすすめな理由

転職エージェントとは、一言でいうと

求人選びを始めとした転職に必要なサポートの一切を無料で行ってくれるサービス

転職エージェントの利用前には必ず対面か電話での面談があるのですが、その面談を通してマッチングする企業を転職エージェントが勝手に選んでくれます。

利用者のすることはそこに応募するだけです。

なので自分で求人を探す必要はありません。

転職エージェントを利用すれば応募者側・企業側の希望にマッチした求人を紹介してもらえる

ハローワークの障害者枠は、書類選考突破自体がなかなか難しいです。

私も障害者枠で転職を始めた当初にハローワークの障害枠にガンガン応募した経験があるのですが、書類選考の時点で全くダメでめちゃくちゃへこんだ経験があります^^;

ただ、ハローワークの書類選考が通りずらいのには理由があります。

それは応募者側の障害やスキルと応募された側の企業が望む人材がマッチしていないからです。

障害者枠で求人を出している企業の中には、批判が来てしまうので表には出しませんが、実際は雇いたい障害の種類が最初から決まっているところもあります。

例えば、精神障害者はすぐに辞めそうだから雇えないとか身体障害者はバリアフリー化できていないから雇えないとか…。

となると、自分の障害の受け入れ体制のないところに応募しても時間の無駄ですよね。

一方、転職エージェントから紹介を受けた求人の場合は応募者・企業側の希望双方にマッチしている求人しか紹介されないので、書類選考率は平均約3割とグーンと上がります。

転職エージェントが応募者側・企業側双方の希望にマッチした求人のみを紹介する理由は、下記のビジネスモデルにあります。

転職エージェントが紹介した人材が、ある企業に入社が決まると、その企業から紹介料を貰う

掲載している企業からお金を貰っているので、私たちは無料で利用できるわけですね。

企業からもらう紹介手数料はだいたい年収の30%前後と言われています。

掲載企業からお金を貰っている以上、企業が希望する人材とは違う人を紹介して信頼を下げるわけにはいきません。

また紹介手数料は、転職した人がすぐに退職した場合だと転職エージェントは一部を返金しないといけません。

下記表は転職エージェントのおおよその返金金額です。

入社数日で退職 全額返金
1か月以内の退職 報酬の80%の返金
2か月以内の退職 報酬の40%の返金
3か月以内の退職 報酬の20%の返金
6か月以内の退職 報酬の20%の返金

応募者の希望にマッチングしていない企業を安易に紹介すると、早期退職の恐れがあり、紹介手数料を貰えない可能性もあります。

また、応募者の希望にマッチしていない求人を紹介していると、口コミ等で悪評が広がりかねません。

こういった理由から転職エージェントは応募者側・企業側の両方の希望を満たす求人しか紹介しないんですね。

ハローワークにはない求人をゲットする

国が管理しているハローワークとは違い、それぞれの転職エージェントは民間企業が運営しています。
ハローワークの求人と持っている求人が違いますし、各々の転職エージェントが保有している求人もそれぞれ違います。

地方の場合だと障害者枠の求人数をかき集めるところからスタートする必要があるので、地方で利用できる転職エージェントを複数登録しておけば、その分だけ求人数を多く保有することができます。

ハローワークの求人より質の良い求人が多い可能性が高い

ハローワークは掲載料が無料なので、割合的には大企業よりも中小企業が掲載している場合が多いです。

なので、給料が少し安くなってしまう傾向があります。

一方転職エージェントを利用している企業は、エージェント経由で紹介を受けた人が入社した場合、転職エージェントに高い紹介料を払う必要があります。

高い紹介料を払える企業のみが転職エージェントに登録できるわけですから、自然と紹介される企業は大企業が多くなります。

もちろん大企業でも専門性の低い職種だと給料は安くなりますが、福利厚生が充実しており、トータルで見るとハローワークに掲載されている企業より給料が高くなる傾向があります。

ハローワークには載っていない細かい情報も教えてくれる

ハロワークには表面上の求人情報しかわかりません。

例えば正社員を希望している場合なら契約社員の求人が正社員登用実績があるのかないのかってものすごく大事ですが、求人サイトでは分かりません。

転職エージェントの場合だと企業と密につながっているため、そういった細かい情報も保有している可能性が高いです。

また、面接では聞きづらい質問も代行して聞いてくれます。

こういった情報を知れるか否かは転職する上で非常に重要ですよね。

不採用だった理由も教えてもらえる

これも転職エージェントならではですが、書類選考や面接時で落ちた理由も知ることができます。
不採用理由を知る事で、次の求人応募に生かすことができますね。

面接では伝えられなかった自分のアピールポイントも伝えてくれる

面接で緊張してしまって伝えられなかった部分ってありますよね。

普通なら後悔するだけで終わりなんですが、転職エージェント経由なら伝えられなかった部分を担当者が伝えることもできます。

面接で緊張したいタイプの方にはいいメリットですよね。

地方でも求人を持っている転職エージェント

上記でご紹介したようにハローワークだけではなく、転職エージェントも利用した方が地方での障害者枠の転職活動はスムーズに進む可能性が高いです。

転職エージェントの求人は都市部に集中する傾向がありますが、下記で紹介する4つは地方でも求人を持っていたり、地方でも利用する価値のある転職エージェントです。(サーナフェスタだけ厳密には転職エージェントではないですが)

Web上で必要上を入力すれば簡単に登録できるので、利用できるものは登録&面談を済ませて求人数を稼いじゃいましょう。

atGP

私が一番おすすめするのが、業界最大手のatGPです。

atGPの主な特長は下記の通り。

  • 15年の歴史を持つ障害者専門の就職・転職のパイオニア
  • 求人数は約1300と業界最大級。全国にも求人あり
  • 面談会場は東京・大阪・名古屋だが、Webでの面談も可能

15年の歴史を持つ障害者専門の就職・転職のパイオニア

atGPは株式会社ゼネラルパートナーズが約15年以上運営している障害者専門の転職エージェント。

大手の障害者転職エージェントの運営会社の多くは、一般枠での転職エージェントや人材派遣会社が手を広げて、障害者の転職サービスを始めています。

なので障害者の転職サービス自体は歴史が浅いことが多いです。

一方atGPの運営会社であるゼネラルパートナーズは障害者の就職・転職に絞って運営しているため、利用した経験から他の転職エージェントよりも障害者の転職に関する知識やノウハウが深いと感じました。

その証拠にatGP転職エージェントの他に、年収500万以上のハイクラス求人を扱うatGPハイクラス、新卒向けのatGP就活エージェントや業界初の特定の障害に特化した就労移行支援サービスなど障害者の就職・転職に関わるサービスを数多く手がけています。

求人数は約1300と業界最大級。全国にも求人あり

求人数も約1300と業界最大級で、首都圏に集まりがちな障害者求人のうち、全国に求人を持っている数少ない転職エージェントです。

面談会場は東京・大阪・名古屋だが、Webでの面談も可能

面談会場は対面の場合は、東京・大阪・名古屋のみですが、Web面談も受け付けています。
なので、地方からの利用も可能です。

サイトが一番使いやすい

障害者専門の転職エージェントサイトってなぜかサイトが地味で使いにくいものが多いです。

特に一部サイトの求人検索機能は、ハローワークと同じくらい使いづらい…。

そんな中でatGPのサイトは、一般の大手の転職エージェントサイト(リクナビネクストやマイナビ転職など)と同じくらいユーザビリテイが優れていると感じました。

サイトの使いやすさって個人的には選ぶ上で大事なポイントだと感じています。

>>atGPの評判・登録方法はこちら

Dodaチャレンジ

続いてお勧めするのがDodaチャレンジ。

こちらも是非登録しておきたい転職エージェントですね。

こちらは深田恭子がバンバンCMしているdodaの障害者向けの転職エージェントサービスです。

Dodaチャレンジをおすすめする理由は下記の通り。

  • 人材会社最大手のパーソルキャリアの特例子会社パーソルチャレンジが運営する転職エージェントのため、障害者雇用に精通している
  • 求人数は約1500と業界最大級。全国にも求人あり
  • 面談会場は東京・大阪・名古屋だが、Webでの面談も可能

人材会社最大手のパーソルキャリアの特例子会社パーソルチャレンジが運営する転職エージェントのため、障害者雇用に精通している

人材会社最大手のパーソルキャリアの特例子会社であるパーソルチャレンジが運営しているのがこのDodaチャレンジ。

なので、

  • 人材会社の豊富な知識・ノウハウや強力なコネクション
  • 特例子会社で培った障害者雇用の知識・ノウハウ

があります。

atGPとはまた違った形で知識が深いと感じました。

求人数は約1500と業界最大級。全国にも求人あり

こちらもatGPと同様、求人数が約1500と業界最大級.

首都圏に集まりがちな障害者求人のうち、全国に求人を持っている数少ない転職エージェントです。

面談会場は東京・大阪・名古屋だが、Webでの面談も可能

こちらもatGP同様面談会場は対面の場合は、東京・大阪・名古屋のみですが、Web面談も受け付けています。

→Dodaチャレンジの詳しい口コミ・評判・登録方法はこちら

randstad(ランスタッド)

こちらは人材サービス会社ランスタッド・ホールディングスが運営するランスタッド。

日本ではあまりなじみはないかもしれませんが、ランスタッド・ホールディングスは人材会社世界第2位のグループです。

この中の障害専門の「チャレンジドチーム」が障害枠の転職サービスを行っています。

ランスタッドは、フルタイム求人しか紹介していないため、atGPやDodaチャレンジと比べると求人紹介数は少ないです。

ただ、全国62支店の拠点があるので、地方でも対面で面談できる可能性があります。

ただし地方に支店があるといってもその支店に障害に詳しい担当者がいる可能性は低いですし、地方で紹介してもらえる障害者求人はatGPやDodaよりも少ないです。

過度に期待せず、転職エージェントの対面面談をとりあえず経験してみたいという気持ち程度で利用してみることをおすすめします。

ランスタッドの拠点のある都道府県一覧
北海道、山形県、宮城県、福島県、栃木県、茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、東京都、新潟県、静岡県、愛知県、三重県、大阪府、京都府、兵庫県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県、熊本県、宮崎県、鹿児島県

サーナ就職フェスタ

業界大手の一つにエージェントサーナという障害者専門の転職エージェントがあります。

エージェントサーナは、atGPやDodaと同程度に求人を持っているのですが、東京か大阪での対面での面談しか受け付けておらず、地方から利用する場合は利用するのは難しいですよね。

ただエージェントサーナの運営会社イフは、転職エージェントの他にサーナフェスタという主要5都市(東京・名古屋・大阪・広島・福岡)で合同面談会を行っています。

こちらは年間600企業参加と業界トップクラスの参加数の上、参加費は無料で直接人事担当者と面談ができます。

主要5都市に行ける方は、もしかしたら地方求人も紹介している可能性もあるので、参加してみる価値はあります。

また、合同面談会のとあるブースでは就職相談も実施しているので、そこでアドバイスを受けに行くのもありですね。

エージェントサーナと違って、対面での面談の必要はなく、Web上での登録だけなので誰でも参加できます。

まとめ

地方で転職する際のおすすめの手順を振り返ると下記の通り。
障害者が地方で転職活動をする上で、下記の手順で進めるのがおすすめです。

  1. 都市部の障害者枠で就職・転職活動ができないか検討する。
  2. 都市部で働くことが厳しい場合は、地方の障害者枠の求人を探す
  3. 障害者枠での就職・転職が厳しい場合は一般枠の求人を探す。オープンにするかクローズにするかはその人の障害の程度次第。

地方だと都市部よりも転職のハードルが上がりますが、あきらめる必要は全くありません。

この手順通りに一つ一つ転職活動を進めていきましょう。



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求人選びを始めとした転職に必要なサポートの一切を無料で行ってくれるサービス

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  • 転職サイトやハローワークにはない非公開求人や細かな情報を知る事ができる
  • 不採用だった理由も教えてもらえる
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atGP



  • 15年の歴史を持つ障害者専門の就職・転職のパイオニア
  • 求人数は約1300と業界最大級。全国にも求人あり
  • 面談会場は東京・大阪・名古屋だが、Webでの面談も可能

dodaチャレンジ



  • 人材会社最大手のパーソルキャリアの特例子会社パーソルチャレンジが運営する転職エージェントのため、障害者雇用に精通している
  • 求人数は約1500と業界最大級。全国にも求人あり
  • 面談会場は東京・大阪・名古屋だが、Webでの面談も可能