ハローワークの障害者枠の求人のうち、1割しか正社員求人がありません。
一方転職エージェントの場合4割が正社員求人で、正社員登用ありも含めるとなんと9割にまで及びます。
さらに転職エージェントに登録する際は
- 相性のいいキャリアコンサルタントを探す
- 非公開求人を多数得る
ためにも複数登録が断然おすすめ。
下記大手2社の転職エージェントに登録して、相性の合うキャリアコンサルタントに正社員求人を探してもらうのが一番コスパのいい方法です。
転職エージェントについてもっと知りたいはこちら
⇒【全て利用経験済】障害者の転職エージェントのおすすめ・評判を徹底解説
「障害者枠で働きたいけどやっぱり正社員で働くのて無理なのかなあ…」
私もうつ病を患い、障害者枠での求人情報を探していた時
「正社員求人が少なすぎる…」
と感じてました。
実際、障害者で働いているうちの約2割しか正社員はいません。
「障害者枠が正社員になるとか無理じゃん…」
と思ってしまっても無理はありません。
ただし、諦める必要は一切ありません。
逆に言えば、2割は正社員で働けているんですよね。
本記事では、実際に障害者枠で正社員として働いている私が
- 障害者が正社員求人を探すために一番コスパのいい方法
- 契約社員から正社員になるための方法
をお伝えいたします。
障害者枠で正社員になる方法は2つ
障害者枠で正社員になる方法は下記の2つです。
- 最初から正社員の求人に応募する
- 正社員登用のある会社に応募し、契約社員から正社員を目指す
1つ1つ見ていきましょう。
最初から正社員雇用を目指す
正社員になるのに一番確実な方法です。
ただし障害者雇用の場合、最初から正社員の求人が少ないので、どうやって探すのかと人気が高い分、ハードルが高いのが課題ですね。
正社員登用のある会社に応募し、契約社員から正社員を目指す
障害者枠の求人契約社員からスタートが大部分を占めています。
この場合、正社員登用になる可能性が高い企業を探すのが一番のキーになってきますね。
正社員求人・正社員登用ありの求人は転職エージェントで探すのが一番コスパがいい
最初から正社員を狙うにしろ、正社員登用の可能性が高そうな契約社員を狙うにしろ一番コスパのいい求人の探し方は
障害者専門の転職エージェントを利用することです。
理由は下記の通り。
- 掲載企業のほとんどが正社員もしくは正社員登用ありの求人
- 間に転職エージェントを挟むことでミスマッチが少なく離職リスクが減る
- 求人の多くが大企業で、正社員登用の制度が整っている
- 正社員登用実績や正社員になるための条件を教えてくれる
一つ一つ見ていきましょう。
掲載企業のほとんどが正社員もしくは正社員登用ありの求人
2019年12月22日現在の障害者枠の求人数は18,466件。それに対して障害者枠最大手の転職エージェントatGPの求人数は1285件。
数だけ見ると、ハローワークの求人数の方が多いですよね。
【転職エージェント(atGP)】
雇用形態 | 求人数 | 割合 |
---|---|---|
正社員 | 529件 | 41% |
契約社員 (派遣・嘱託社員含む) |
630件 | 49% |
パート | 126件 | 10% |
全体 | 1,285件 | 100% |
※atGPの雇用形態の絞り込み検索では、1件の求人に対し正社員・契約社員の両方を募集している場合は各々雇用形態の絞り込み検索では重複してカウントされているため、上記とは違う数が出てきます。重複結果を省いて再計算しています。
表を見ると分かりますが、ハローワークの求人のうち正社員求人は13%だけ。
その他の契約社員やパートの仕事も正社員登用ありの求人かどうかは、紙面での求人情報だけではわかりませんし、ハローワークの担当者に聞いても分かりません。(私も聞いたことありますが、分からなかったです ^^;)
一方、転職エージェントの求人のうち41%が正社員求人。
また転職エージェントの場合、契約社員やパートの場合でもそのほとんどが正社員登用ありの求人です。
下記表は、転職エージェント(atGP)の全求人1285件のうち、正社員もしくは正社員登用ありの求人数とその割合です。
雇用形態 | 求人数 | 割合 |
---|---|---|
正社員求人 | 529件 | 41% |
正社員登用ありの求人 | 609件 | 47% |
正社員・正社員登用ありの求人合計 | 1,138件 | 88% |
ハローワークの場合、求人数が多くても正社員になれるかどうかわからない求人ばかり。
正社員になれる求人を探すのは至難の業ですし、時間とそれにかかる労力を考えるとコスパが悪いです。
一方転職エージェントの場合、求人の約88%が正社員になる可能性のある掲載企業なので、正社員になれる求人を探すのはめちゃ簡単。
コスパよく正社員求人を探すなら、転職エージェントの方が断然おすすめですね。
間に転職エージェントを挟むことでミスマッチが少なく離職リスクが減る
転職エージェントは企業に人材を紹介して採用された場合、年収の約3割を報酬としてもらうことができます。
企業がお金を払っているから私たちはただで利用できるんですね。
ただ、採用した人が1か月以内に辞めると80%、2か月以内に辞めると40%、3か月以内だと20%の返金をしなければいけません。
また、障害者枠の場合だと離職率は普通よりも高いので、転職エージェントはミスマッチによる早期の離職リスクを回避するために本当に自分にあった企業を探してくれます。
正社員登用される一番大きな条件は、
安定して勤務できているかどうか
です。
離職リスクが低い企業に入ると、それだけで正社員になれる可能性が高まりますよね。
求人の多くが大企業で、正社員登用の制度が整っている
上記でお伝えしたように転職エージェント経由で採用した場合、企業側が採用した人の年収の約3割を転職エージェントに払う必要があります。
かなり高いお金ですよね。
そのため資金力のある企業=大企業が、転職エージェントに登録する傾向があります。
一方、ハロワークの場合は無料で掲載できるので、中小企業の割合が多くなります。
中小企業よりも大企業の方が正社員の登用制度がしっかりと整っている場合が多いので、そういう意味からも転職エージェントの方がコスパよく正社員になりやすい求人を探すことができますね。
正社員登用実績や正社員になるための条件を教えてくれる
転職エージェントの求人欄に正社員登用ありと書いてある企業でも
「実際は登用してないんじゃないか?」
と少し不安になりませんか?
私は疑い深かったので、本当に登用しているのか疑っていました ^^;
これも転職エージェントに電話や面談で聞けば、すぐに教えてくれます。
- 正社員登用実績
- 正社員になるための条件
など、企業との面談前からその企業で実際に自分が正社員になれるかどうかある程度想定することができます。
こういった情報はハローワークから応募する場合は、面接の時に聞くしかありません。
面接でなかなか聞きづらい質問でもありますし、なにより面接を受けるだけの労力もかかりますよね。
転職エージェントの場合は担当者に電話でお願いするだけで、欲しい情報を全て調べてくれるので自分で調べる時間も不要です。
障害者の就職をサポートする機関として就労移行支援があります。
就労移行支援はハローワークの求人情報を一緒に探してくれますが、企業と利益関係のある転職エージェントと違って面接前にあれこれ企業に聞くことはできません。
就労移行支援の担当者もハローワークの担当者も、正社員登用があるのかどうか事前に企業に聞くことはできないんですね。
正社員・正社員登用求人を本気で探すなら転職エージェントは複数登録がおすすめ
ここまで転職エージェントで探すのが一番いいということをお伝えしましたが、さらに効率よく探すなら転職エージェントは複数登録するのがおすすめ。
理由としては下記の通り。
- 自分にあったキャリアコンサルタントを選べる
- 各転職エージェントが保有する非公開案件をゲットすることができる
一つずつ見ていきましょう。
自分にあったキャリアコンサルタントを選べる
転職エージェントを利用する上で一番大事なのは、自分と相性のいいキャリアコンサルタントを見つけること。
キャリアコンサルタントも人間ですから、合う合わないがあります。
1社だけの面談だとそのキャリアコンサルタントが自分と相性がいいのか悪いのか比較できません。
複数登録して、自分と相性のいいキャリアコンサタントを比較検討することから始めるのが一番いい利用の仕方です。
各転職エージェントが保有する非公開案件をゲットすることができる
転職エージェントはそれぞれが独自の非公開求人を持っています。
複数登録することで、それぞれの非公開求人をカバーすることができます。
大手の転職エージェントだと高いので、中小の転職エージェントにしか載せない企業もあります。
「逆に検討する求人数が多くて混乱するのではないか?」と思う方もいるでしょう。
自分で探す場合だったら複数の求人サイトから自分に合う求人を探すのは大変ですが、転職エージェントを利用する場合はキャリアコンサルタントが自分に適した求人を厳選して見つけてきてくれます。
なので多すぎて困るという事態になることはまずないですね。
おすすめの転職エージェントは?
障害者の転職エージェントの最大手は下記の2つあります。
この2つは非公開求人を独占するためにも必ず登録しておきましょう。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照下さい。
⇒【全て利用経験済】障害者の転職エージェントのおすすめ・評判を徹底解説
障害者枠での正社員と契約社員の割合
一般枠・障害者枠の正社員割合
まずは一般枠での正社員の割合については、総務省が2019年10月に行った労働力調査を見ていきましょう。
性別 | 割合 |
---|---|
男性の正社員割合 | 76.8% |
女性の正社員割合 | 44.3% |
全体 | 61.6% |
続いては障害者枠での正社員の割合を見ていきましょう。
2013年に厚生労働省が行った平成25年度障害者雇用実態調査では、障害別の雇用形態の割合は下記のようになっています。
障害別 | 割合 |
---|---|
身体障害の正社員割合 | 55.9% |
知的障害の正社員割合 | 18% |
精神障害の正社員割合 | 40.8% |
全体の正社員割合 | 46% |
※全体の正社員割合のデータはありませんでしたが、各障害者の総数と正社員の割合は出ていたのでそこから算出しました。
また、民間企業が行った給与への満足度に関するアンケート調査では下記のようになっています。
※この調査では身体身体障害と精神障害のみを対象としています。
【身体障害】
雇用形態 | 割合 |
---|---|
正社員割合 | 36% |
契約/嘱託社員割合 | 42% |
パート社員割合 | 14% |
【精神障害】
雇用形態 | 割合 |
---|---|
正社員割合 | 15% |
契約/嘱託社員 | 25% |
パート社員 | 36% |
こちらでは全体の割合は分かりませんでした。
国と民間で少しデータに差がありますね。
求人数でみる正社員割合
続いて一般枠と障害者枠での正社員の求人割合をハローワークの求人数をもとに表にしてみました。
【一般枠】
雇用形態 | 求人数 | 割合 |
---|---|---|
正社員 | 632,301件 | 50% |
契約社員 (派遣・嘱託社員含む) |
173,557件 | 14% |
パート | 459,726件 | 36% |
全体 | 1,265,584件 | 100% |
※新卒求人は除外しています。
【障害者枠】
雇用形態 | 求人数 | 割合 |
---|---|---|
正社員 | 2,383件 | 13% |
契約社員 (派遣・嘱託社員含む) |
3,388件 | 18% |
パート | 12,695件 | 69% |
全体 | 18,466件 | 100% |
データから見てわかる分かる事
上記のデータを見て
- 一般枠での正社員割合の方が障害者枠よりも多いこと
- 障害者枠での身体障害者の正社員の割合の方が知的障害者・精神障害者の割合よりも多いこと
が分かりますね。
正社員になるためには、安定して働ける必要性があります。
健常者よりも、障害者の方が、障害者の中でも身体障害者よりも知的障害者・精神障害者の方が離職リスクが高いことが想定されます。
離職リスクが高い人を最初から正社員として雇ってしまうと、企業側としてはすぐに辞めてしまった時にコストが高くついてしまいます。
なので、契約社員として雇って安定して働けることが分かってから正社員にするパターンが多いんですね。
一般枠の方が正社員になりやすいからクローズで働くのはあり?
こうしてデータを見ると、正社員として働くためには一般枠の方がなりやすいかも…と思う人もいるでしょう。
ただ、仮に障害を隠して正社員入社ができても、きつくなって離職してしまったら意味がないです。
クローズ入社とオープン入社をした場合の1年以内の定着率についてデータを見てみましょう。
【身体障害】
求人種別 | 3か月 | 1年 |
---|---|---|
障害者枠 | 86.30% | 70.40% |
一般枠 障害オープン | 71.10% | 52.80% |
一般枠 障害クローズ | 57.10% | 41.50% |
【知的障害】
求人種別 | 3か月 | 1年 |
---|---|---|
障害者枠 | 91.20% | 75.10% |
一般枠 障害オープン | 69.20% | 46.20% |
一般枠 障害クローズ | 41.70% | 19.40% |
【精神障害】
求人種別 | 3か月 | 1年 |
---|---|---|
障害者枠 | 82.7% | 64.2% |
一般枠 障害オープン | 65.6% | 45.1% |
一般枠 障害クローズ | 51.9% | 27.7% |
【発達障害】
求人種別 | 3か月 | 1年 |
---|---|---|
障害者枠 | 92.0% | 79.5% |
一般枠 障害オープン | 60.0% | 33.3% |
一般枠 障害クローズ | 44.4% | 33.3% |
出典:「障害者の就業状況等に関する調査研究」(2017年4月 独法 高齢・障害・求職者雇用支援機構 障害者職業総合センター)
こうしてみると、どの障害種別を見ても、クローズ入社の方が定着率が低いことが分かります。
確かにクローズの方が正社員になれる可能性は高いですが、定着しなかったら意味がありません。
それならば障害に配慮してもらいながら安定して勤務し、正社員を目指す方が精神衛生上いいですよね。
【実体験】精神障害・発達障害はクローズとオープンどっちがいい?両方経験した私が徹底解説
正社員として働くメリット・デメリット
続いて、正社員として働くメリット・デメリットを見てみましょう。
正社員として働くメリット
給料が高い・ボーナスが貰える
2015年の給与への満足度に関するアンケート調査によると、雇用形態による給料の割合は下記の通り。
※上記のアンケート調査では身体障害、精神障害のみを対象としています。
【正社員】
金額 | 割合 |
---|---|
99万円以下 | 1% |
100万~199万円 | 11% |
200万~299万円 | 26% |
300万~399万円 | 20% |
400万~499万円 | 19% |
500万円以上 | 23% |
【契約社員】
金額 | 割合 |
---|---|
99万円以下 | 1% |
100万~199万円 | 21% |
200万~299万円 | 42% |
300万~399万円 | 29% |
400万~499万円 | 5% |
500万円以上 | 2% |
【パート】
金額 | 割合 |
---|---|
99万円以下 | 1% |
100万~199万円 | 21% |
200万~299万円 | 42% |
300万~399万円 | 29% |
400万~499万円 | 5% |
500万円以上 | 2% |
正社員の場合だと400万以上の年収の割合が39%いるのに対して、契約社員の場合だと7%しかいません。
この年収の格差はかなり大きいですね。
雇用形態によって年収に差がある大きな理由の一つは、ボーナスの有無です。
正社員になって初めてボーナスが貰える会社が多いんですね。
契約社員の場合だとボーナスを貰えても微々たる金額だったり、最初から給料の何ヶ月分だったりと、頑張ったところで正社員よりも正当に評価されにくいのが現状です。
私が現在勤めている特例子会社でも、ボーナスが貰えるのは正社員からで契約社員の時は申し訳程度にしか貰えませんでしたし、内定をもらった企業でも契約社員スタートのところは評価によって変わるのではなく、年間で月収の2ヶ月分と決まっていました。
昇進・昇格の対象になる
正社員になってから初めて昇格・昇進の対象になることも多いです。
そもそも契約社員から正社員になることが昇格とも考えられるので、正社員になってからが昇格のスタートという感じですね。
私の働いている会社でも正社員にならないと昇格できません。
福利厚生が充実している
福利厚生も正社員と契約社員で違いのある企業も多いです。
例えば正社員にならないと家賃補助が申請できない場合も。
家賃補助のケースだと福利厚生があるかないかでもらえる金額にもかなり差が出てきます。
私の会社でも正社員にならないと実質福利厚生はありません。
切られる心配がない
正社員の場合は、解雇事由にいたるよっぽどなことがない限り、クビになることはありません。
契約社員の場合でも不当な更新拒否(雇止め)は最近問題になっているので、簡単に切られることはありませんが、それでも有期の契約の場合は更新が終了するリスクが常に付きまといます。
個人的には更新が終了するのではないかという不安が一番きついですね。
正社員として働くデメリット
続いて正社員として働くデメリットを見てみましょう。
転勤・異動
正社員として働くと、転勤や異動する可能性が生じます。
転勤・異動の辞令がでたら原則従わなければいけません。
ただ、障害者枠の場合配慮事項として転勤・異動は厳しいということを伝えておけば、転勤・異動はないように配慮してもらうことも可能です。
残業
正社員になると、残業が発生する可能性もあります。
ただし、これも配慮事項として残業があると体調を崩しやすいなどと伝えておけば残業なしで働くこともできます。
責任
正社員として働くと、昇進・昇格の対象となる分仕事内容をしっかりと評価されるようになります。
契約社員の時と比べて責任感が生じるのでそれをプレッシャーと感じる人もいるかもしれません。
結論:正社員の方が断然待遇がいい
障害者枠で入る場合、正社員のデメリットは配慮してほしいことで事前に伝えておけば避けることも可能です。
障害者枠の場合でも、正社員の方が断然待遇がいいことは明らかですね。
契約社員から正社員になるためには?
正社員登用ありの企業に入社した場合、契約社員から正社員になるためにはどうすればいいでしょうか。
「障害者枠での正社員と契約社員の割合」の章の「データから見てわかる事」で述べた通り、一般枠よりも障害者枠の正写真求人が少ない一番大きな理由は、
健常者よりも障害者の方が、離職率が高いから。
また障害者の雇用に慣れてない企業の場合だと、最初から正社員として雇うのはちょっと不安ですよね。
なので安定して勤務できることを証明できれば、正社員へのチャンスは一気に広がります。
というわけで契約社員から正社員になるためのポイントは下記の2つ。
- 安定した雇用実績を証明すること
- 自身のアピールポイントを作ること
一つ一つ解説していきます。
安定した雇用実績を証明すること
正社員になるために安定した雇用実績を作ることが何よりも大事です。
特に精神障害の方の場合は、企業側は体調を崩して休んでしまわないか非常に不安です。
安定して働くためには、無理をしないことが大切。
- フルタイムが最初からきついのであれば短時間勤務からスタートしてみる
- どういうときに体調が悪くなるかを把握する
- 体調が悪くなったら誰かにすぐに相談
- 休日はしっかり休む
など、安定して働くために自分なりにできる工夫をしてみましょう。
ちなみに私は、
- 土日などにも予定を入れすぎてしまう(忙しいことがいいことだと思っていました)
- 悩んでいることがあっても誰にも相談せず一人で抱え込む
という悪習慣がありましたので、
-
- 土日のうち1日は絶対予定を入れない
- 月1回上長と定期面談することを最初から予定にいれておく
等を実践して体調が悪くなるのを事前に防ぎました。
障害が原因で体調が悪くなって休むと、かなりマイナス評価になります。
私の会社でもどれだけパフォーマンスが高くても休みが目立つと正社員になることはまずありえません。
体調が悪くなる兆しをしっかりと把握して、対処方法を自分なりに用意しておきましょう。
勤労実績がない方は、就労移行支援に一度通所してみるのもありです。
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自身のアピールポイントを作ること
安定して勤務できているだけでも実績として優秀ですが、それでも一般の人でさえ、約4割が非正規の時代です。
会社側も会社にとって利益になりそうな人にできる限り正社員になってもらいたいはずです。
契約社員から正社員も昇格の一種ですから、安定した勤務実績に加え、何かアピールできるスキルや実績があると正社員への道のりはぐっと近づきます。
無理のない程度にスキルも磨いていきましょう。
ちなみに事務職の場合なら、エクセル関数やVBAの取得がおすすめ。
簡単に学べるわりに習得すれば、業務効率化に大いに役立ちます。
業務を効率化できれば、利益を上げにくい事務職でもコスト削減という形で会社に貢献できますよ ^^
私もVBAを用いて会社の業務を効率化し、正社員はもちろんのことボーナス査定時も高く評価されました。
障害者転職で資格を持っておくと有利?おすすめの資格を解説
結論:転職エージェントに複数登録して正社員を目指そう
最後に本記事をまとめます。
- 障害者枠で正社員で働いている人は2割~5割くらいでめちゃめちゃ少ないというわけでもない。
→頑張ればなれるレベル! - ただしハローワークは正社員求人は1割しかない。
- 一方、転職エージェントは正社員登用ありの求人も含めると、約9割なのでハローワークで探すよりコスパがいい。
- 転職エージェントは下記の理由から複数登録がおすすめ
- 比較して相性のいいキャリアコンサルタントを探すため
- 非公開求人をより多く得るため
下記大手2社の転職エージェントに登録して、相性の合うキャリアコンサルタントに正社員求人を探してもらいましょう。
転職エージェントについてもっと知りたいはこちら
⇒【全て利用経験済】障害者の転職エージェントのおすすめ・評判を徹底解説
それでは最後まで読んで下さりありがとうございました。