どうも、うつ病ブロガーのTsuyoponと申します。
私のプロフィールに興味を持ってくれてありがとうございます!
本ページでは、
- 自分の過去の経歴
- 本サイトを立ち上げたきっかけ
をお話しいたします。
ざっくりとした経歴
過去の自分をざっくり話すと、こんな感じ。
- 高校、大学、留学先、社会人で計4回の自殺未遂
- 「完全自殺マニュアル」が愛読書
- 就職してもすぐ会社を退職×3社
そして今の自分は、こんな感じ。
- 障害者手帳を取得し、障害者枠で安定して働けるように。
- プログラミングを勉強し、会社の業務を効率化しまくる。
⇒精神障害の方の50%が年収200万以下の中、400万以上もらえるように。 ← 今ここ
めちゃくちゃ稼げているわけではないですが、当時の自分と比べるとはるかに安定した生活をできているなあと感じます。
自殺未遂を4回経験
小学校までは普通に生活できていたのですが、中学生になった頃には
- 自分は世界で一番性格の悪いやつ
- どうすれば皆から嫌われないのか、嫌われたら人生終わり
という考えがいつも自分の頭を支配していました。
友人から少しでも嫌われるようものなら、
「死にたい」
の4文字が頭をぐるぐるしてました。
自殺未遂も現在までに4回経験しています。
- 高校時代 :川に飛び込み
- 大学時代 :死に場所を求めて自転車で放浪
- 留学先 :2日間、首つり用の縄を持って歩いて放浪
- 社会人 :土砂降りの雨の日に、縄を持って首つり未遂
当時の私は何かある度に、具体的な自殺の方法が書いてある
完全自殺マニュアル
をバイブルに
「いつでも死ねる…」
安心感でどうにか生きてこれました。
当時の愛読書
就職してもうつ病で速攻退社×3回
こんな状態だったにも関わらず、なぜか自分のことを
「うつ病なわけないだろw」
と思ってました。
というか認めたくない気持ちの方が強かったですね。
うつ状態じゃない時はガンガン行動するタイプだったので、運よく入りたい企業に入社できましたが、入社から3か月で、
「死にたい…」
とまた頭をぐるぐるし始めました。
4か月目にして一切布団から出られなくなり、無断欠勤後そのまま退社。
続く2社目も入社から1年でうつ状態が発症し、退職。
3社目にいたっては1日行っただけで、翌日布団から出られなくなり、退職しました。
「1日でやめてしまうなんて、俺はごみ以下だ…」
と自己嫌悪すると同時に、
「もう自分がうつ病であることを認めなくてはいけない」
「障害を隠して働くのはもう無理だな」
とようやく思うようになりました。
ようやく障害者手帳を取得
「とにかく安定して働けるようになりたい」
そんな思いだけを胸に、色々情報を集めていくうちに
- 障害者手帳を取得すれば、障害者枠で転職活動ができる
- 障害者枠なら自分の障害を開示して働くことができる
ということを知りました。
私にとって障害者枠での転職は、
唯一残された希望
でした。
もともとうつ病と診断されていたので、手帳自体はすんなり取得できました。
当時の自分を振り返っても、
障害者枠の転職にシフトチェンジしたのはナイス判断だった
と思います。
というのも精神障害を抱えている人が障害を隠して働いた場合の定着率は、約25%。
つまり、4人中3人は1年以内に辞めているということになります。
出典:障害者の就業状況等に関する調査研究/2017年4月(独法 高齢・障害・求職者雇用支援機構 障害者職業総合センター)
精神障害を抱えている人が障害を隠して働くのは、そもそもハードゲームだったみたいですね…。
障害者枠で転職活動開始
障害者枠についての知識は全くなかったので、最初は一般枠での転職活動と同じように、ハローワークや転職サイトで気になる求人にガンガン応募していきました。
しかし、全く書類選考は通らない状態。
「障害者枠での転職活動もハードゲームじゃん…」
またうつ状態になっていた時にぼーっとネットを見ていたところ、たまたま障害者専門の転職エージェントの広告を発見。
軽い気持ちで面談をしてもらいました。
そこでようやく自分が書類選考で落ちまくっていた理由を知りました。
企業は本当は身体障害の人を雇いたいけど、ハローワークにはそんなことは差別になってしまうので書けません。
ただ本音では雇う気はないので、精神障害の人が応募してきても書類選考で落としてしまうわけですね。
その他にもハローワークの求人は
- 障害配慮
- 障害者からの正社員実績
等、障害者枠として応募する上での重要情報が開示されていません。
なので、仮に運よくそういった企業に入れたとしても
自分の障害特性に配慮してくれる会社じゃないとクローズと変わらない(=離職リスクが高まる)
状況になってしまうんです。
転職エージェントの人の話を聞いて、障害者枠での転職は
いかに自分にマッチングした企業に出会えるか
かが一番大事だと知りました。
マッチングの重要性やおすすめの転職エージェントについては、下記記事で詳しく書いています。
そして一人で転職活動をするのは時間の無駄だと思い、その後は転職エージェントや就労移行支援と連携しながら、最終的には
特例子会社2社と事務系の障害者枠1社
から内定を頂くことができました。
安定して働けるようになり、プログラミングに挑戦
安定して働くことが自分の一番大事なことだったので、まずは一番自身の障害を配慮してくれそうな特例子会社に入りました。
ある程度安定して勤務できるようになったので、現在は一般企業の障害者枠に就労しています。
不安なことがあれば上司に面談してもらったり、なるべく残業がないように配慮してもらうことで、障害を隠して働いていた時とは考えられないくらい安定して働けるようになりました。
自分の障害に配慮してもらえる会社だと、ここまで安心して働くことができるんだなあ
と今の会社には感謝の思いでいっぱいです。
安定して働けるようになってからは自分がやってみたかったプログラミングに挑戦。
会社の業務を効率化しまくった結果、精神障害の方の50%が年収200万以下の中、
年収400万以上もらえるように。
障害者がプログラミングを学ぶメリットについては、下記記事で詳しく書いています。
本サイトを立ち上げた目的
今になって振り返ると、
- 自分を障害者だと認め、障害者枠で働くことを選択したこと
- 安定して働ける企業に入社したこと
が自分の人生の転機だったと思います。
ただ、周りを見渡してみると、
・うつで会社を辞めたいが、先行きが不安…
・手帳を取得したら会社にばれるんじゃないの?
・自分が障害者であることを認めたくない
・障害者枠として就職できたけど、給料が安過ぎて生活できない
等、そこには当時の自分が悩んでいたことと同じようなことで悩んでいる友人や知り合いがたくさんいました。
「自分の経験は障害を抱えている人に少しでも役立つんじゃないか?」
そんな思いから本サイトを立ち上げることに決めました。
本記事が障害を抱えている人が安定して働き、一歩踏み出すためのヒントになればめちゃくちゃうれしいなあと思っています。
それでは、最後までプロフィールを読んでいただきありがとうございました!